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過去問題に挑戦!(2019年1月号) 正解と解説

正解:5  正答率:33.3%

解説:
1 昼間学生は週20時間以上労働しても被保険者となりません。しかし夜間大学生や定時制学生、常時通学の必要がない通信制学生が週20時間以上かつ31日以上継続して雇用される見込がある場合は被保険者になります。
よって、選択肢1は正しい記述となります。

2 記述の通り、所定労働時間が週20時間未満のパートタイム労働者は、雇用保険の被保険者にはなりません。
よって、選択肢2は正しい記述となります。

3 記述の通り、派遣労働者は派遣元事業所で雇用保険が適用されます。
よって、選択肢3は正しい記述となります。

4 64歳の誕生日から負担がなくなるのではなく、毎年保険年度初日(4月1日)に64歳以上の労働者について、当該保険年度(4月1日~翌年3月31日)の保険料を免除する制度です。従いまして、64歳に到達してから初めて迎える4月1日以降について保険料が免除されます。なおこの免除制度は、2020年3月31日までとなっており、2020年4月1日からは64歳以上であっても保険料が徴収される予定です。
よって、選択肢4は正しい記述となります。

5 2017年1月1日から施行された改正雇用安定法により、65歳以上で新たに雇用される労働者も被保険者となります。
よって、選択肢5は誤った記述となります。

根拠:雇用保険法第4条(定義)、第6条(適用除外) 
   労働保険徴収法第11条の2(一般保険料の額)

(2018年8月実施 第17回派遣検定試験より出題)