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コンプライアンスニュース 2016年4月号

※2016年4月に発行しましたコンプライアンスニュースの主な記事をご紹介します。
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【目次】
 ▼ 合格者の声 キャリアリンク株式会社 内池 智美さん
 ▼ 第5回派遣検定更新試験 結果のご報告
 ▼ 過去問題に挑戦!
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合格者の声

 第12回派遣検定では154名の方が合格されました。このコーナーでは今回の「派遣検定」に合格された方から、合格の秘訣、今後の抱負などをお伺いします。

さん●合格者プロフィール●
キャリアリンク株式会社
営業3部営業4課
内池 智美さん
2015年2月入社。
常駐先企業にて研修資料の作成や、毎月入社するスタッフ数十名の導入研修に携わる。教育統制として、各セクションのマネジャー達と協力しながら育成を担当している。

●経験の浅さを補うために
―合格おめでとうございます。今回の「派遣検定」受験の理由をお聞かせください。
弊社は、BPOに主軸をおいた人材サービス会社としてここ数年順調に規模が拡大していますが、同時に新たな課題も挙がっています。その解決には、各々がスキルを身に付けていく事が必須ですから、経験の浅さを補う「知識面」強化のための一つとして派遣検定を受験しました。

―具体的には試験対策勉強をどのように進めたのでしょう?
1月中旬協議会発行の問題集到着と同時に勉強をスタートしました。しかし、問題集は身に付けた知識の確認というシンプルな構成であったことから、事前研修に参加することで、派遣法と労働基準法の基礎固めをしました。
出題範囲が広く、「労働契約法」や「安全衛生法」「職安法」等は馴染みが薄かったため、それぞれの条文を読んだり、厚生労働省のメルマガをまめにチェックするようにしました。
その他、弊社の法務部から定期的にメール配信される法律関係資料をプリントアウトし、ランチタイムをそれらの熟読に充てていました。

―実際の試験で苦労された点はありましたか?
同時並行で複数の試験勉強を進めてまいりましたので、とにかく時間の捻出に苦労しました。平日にまとまった時間の確保は難しかったので、通勤時間に番号法、ランチタイムは派遣法、といったように、すき間の時間を利用しての学習となりました。
「書く」ことが必須の漢字検定などと異なり、頭で理解する手法で取り組むことができるので、机に向かう時間がとれないビジネスパーソンにぴったりの試験ですね。

●これからも勉強を続けていきたい
―「派遣検定」を受けてみて気づいたことを教えてください。
もともと憲法や刑法を学んでいた事もあり苦手意識はありませんでしたが、法律の勉強はご無沙汰していました。今回のことで面白さを再認識しましたので、引き続き、商法等も含めて幅広く法律の勉強を続けていくつもりです。知識が深まる程に自然と、自分はもとより周囲の行動を法に照らして考えるようになったのが進歩だと思います。

―これから受験される方へアドバイスはありますか?
最初は「検定合格」を目指すだけでも構わないと思いますが、一つ一つの条文を噛み砕いて理解し、次の法律へと知識をつなげていくことができれば、法律の勉強はとても楽しいものになります。
特に、経験の浅い新卒や転職組の方へ。実務経験は、どうしたって先輩をこえることができませんが、知識面で凌駕することは可能です!是非、途中でめげることなくパーフェクトを目指して頑張ってください。

●学んだ知識は自分や会社を守る武器にもなる
―今後、「派遣検定」をどのように生かそうと考えていますか?
弊社のスローガンである「すべての人に働くよろこびを」を、実際にスタッフさんに感じてもらうためには、社員はすべからく知識の研鑽に努めるべきです。
法を知り、その上で最善の行動を選択し、ステークホルダーに満足していただく。学ぶべきことは数多くありますが、「派遣検定」出題範囲におけるハード・ローはその礎となるものだと思います。

コンプライアンスに関しては、トップが積極的に継続推進していく姿を見せることが肝要ですが、会社の規模が大きくなる程、その温度感が現場に伝わりにくくなります。今回の受検を機に幅広く知識を増やしていき、そこをフォローする業務を担えるようになることを希望しています。

―最後に、派遣事業におけるコンプライアンスに関して、普段の業務で感じていることを教えてください。
たった一人の法令違反が会社の存続を危うくさせた事例は枚挙にいとまがありません。
自身のみならず、周囲の人生に影響を及ぼしかねないことを意識する意味でも、法律知識の習得は不可欠です。年々、求められるCSRやコンプライアンスは高度・複雑化していますが、従業員一人一人が法律という「最低限の知識」を備えた上で、 レピュテーションリスクを、そして真のコンプライアンスとは、を考えなければ淘汰されていくだけでしょう。

とはいえ、管理部門や営業、コーディネーター以外の社員については、知識がなければ仕事ができないというものではないため、危機感が薄くなりがちです。また、習得したとしてもアウトプット場面は多くありません。スタッフさんだけではなく、自分や会社を守る武器にもなるものですので、学んだ知識をリマインドできる場が設けられたらいいなと考えています。

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第5回派遣検定更新試験 結果のご報告

 本協議会は平成28年3月11日から22日にかけて第5回労働者派遣契約責任者検定合格資格更新試験(派遣検定更新試験)を実施しました。本検定試験は、第5回派遣検定合格者及び第4回以前の更新試験で合格認定されていない者を対象としています。試験は前回同様に試験申込者のパソコン等を用いてWEB上で行われました。

 試験は30点満点で行われ、24点以上を合格としています。問題数は30問で、○×式、択一式、穴埋め式の3形式を用いて行われました。試験時間は45分となっています。受験者数は235名、合格者数208名でした。合格率は88.5%で、平均点は26.7%になっております。

第5回派遣検定更新試験 試験結果
第5回派遣検定更新試験 試験結果

 合格率は受験者数の大幅な増加の影響もあり、実施回により差が出ておりますが、平均点は常に25から26点となっており、更新試験の難易度は常に同程度となっております。

過去5回の派遣検定更新試験の平均点
過去5回の派遣検定更新試験の平均点

 更新試験の実施は次回の第6回が最後になる予定です。更新試験を受験できなかった、更新できなかった第6回までの派遣検定の合格者の方全てが対象になります。第6回更新試験は2016年9月に実施予定です。

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過去問題に挑戦!

 このコーナーでは過去に派遣検定で出題された問題の中で、正解率が80%以下だった問題をご紹介します。皆様もぜひ挑戦してみてください。

○問題
1~5の中から、日雇派遣に関する記述として誤っているものを1つ選んでください。

1 労働契約の期間が31日以上であったとしても、30日以内の期間を定めて労働者派遣をすることは、日雇派遣として禁止されている。

2 日雇労働者とは日日又は30日以内の期間を定めて雇用する労働者をいい、日雇派遣とは日雇労働者についての労働者派遣をいう。

3 施行令第4条第1項各号に定める業務は、日雇労働者を派遣しても適正な雇用管理に支障を及ぼすおそれがないと認められ、日雇派遣をすることができる。

4 労働者派遣の対象となる日雇労働者が学生である場合は日雇派遣をすることができるが、この場合は雇用保険の適用を受けない昼間学生に該当することが必要で、原則として、学生証により確認するべきである。

5 日雇派遣の禁止に違反した場合、派遣元事業主は、許可の取り消し、事業停止命令、改善命令の対象となる。

(第11回出題 正答率:36.0%)

過去問題に挑戦!正解へ

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