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コンプライアンスニュース 2013年12月号

※2013年12月に発行しましたコンプライアンスニュースの主な記事をご紹介します。
-【目次】
 ○ 派遣検定に備えての学習
 ○ 合格者の声 日本郵政スタッフ株式会社 三國 英雄さん
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派遣検定に備えての学習

 本協議会が発売しております「派遣検定過去問題集」は、1回から5回の派遣検定に出題された試験問題の中から100問を選び出して作成したものです。いうまでもなく、過去問題集は、これまでに実施された検定試験に出題された問題を集めたものです。

 そうしたことで、派遣検定過去問題集は、これまでにどんな問題が出題されたかを知るうえで有効なツールということができます。過去問題集はあくまで過去の出題された問題を集めたもので、この先、こんな問題が予想されるといった予想問題集ではありません。

 派遣検定は、検定試験実施要綱に示されているとおり、概ね労働者派遣事業に従事した期間が3年程度の人々を想定して出題されています。したがって、派遣元責任者講習で習得した程度の労働者派遣法などの理解を想定して出題されています。

 本協議会が実施する派遣検定は、実務に即した形で、労働者派遣法や労働基準法などの関連法令をどの程度理解しているかを測るテストです。したがって、出題の基本となるのは、労働者派遣元責任者講習のテキストということができます。過去問題集の活用で、これらに関する知識の再確認をすることができますが、その基本は、法令が網羅されている労働者派遣元責任者講習のテキストということができます。そうしたことから、他の参考図書と併せ、両者をうまく活用していただくのが良いかと思われます。

 過去に派遣検定に合格された方々から寄せられました合格談を総合しますと、労働者派遣元講習テキストと過去問題集を中心に学習し、足らない部分や不明な部分は市販の関連図書で補うのがどうやら合格の近道であるのではないかと思われます。
 稀に、過去問題集を中心に学習したが、問題集から出題されていなかったという意見を耳にしますが、過去問題集に掲載されていた問題に類似した問題が出題されることはあるにしても、そっくりそのままが出題されることはごく稀であるといわざるを得ません。

 そうしたことで、日ごろ、実務を通して習得した知識をベースに、労働者派遣元講習テキストと過去問題集をうまく組み合わせて学習することが良いように思われます。

 また、本協議会では、労働者派遣元責任者講習とは別に、労働者派遣元責任者講習などで理解した知識を再確認していただき、検定試験に臨んでいただくために、派遣検定実施のおよそ1ヶ月前に派遣検定事前研修を開催しています。日常の業務が多忙でなかなか勉強する時間が確保できない場合や、試験前にもう一度理解しているかどうかを確認するには良い機会であると思われます。

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合格者の声

 第7回派遣検定では65名の方が合格されました。このコーナーでは今回の「派遣検定」に合格された方から、合格の秘訣、今後の抱負などをお伺いします。

●合格者プロフィール●

三國 英雄さん

日本郵政スタッフ株式会社
名古屋支社
三國 英雄さん

2013年4月1日出向(出向元:日本郵便株式会社 東海支社 支社長室人事部)
1986年郵政省入省、郵便局での勤務の後、1995年東海郵政局(現在の東海支社)に異動し、人事部、総務部等のほか研修センターでの勤務を経験した後、人事部に戻り、現在に至る。
営業職として日本郵政グループ各社を中心に、人材派遣等の営業に奮闘中。

●初めての派遣会社で信頼を得るために


―合格おめでとうございます。今回の「派遣検定」受験の理由をお聞かせください。
 出向となる直前(2013年3月下旬)の事務引継の際、「派遣検定」があることを知り、興味を持ったのが受験のきっかけとなりました。
 自分自身、資格試験にチャレンジすることが比較的嫌いな方ではないということと、派遣会社で初めて仕事をすることになったからには、労働者派遣事業を通じ人のため、会社のためにお役に立ちたいという思いから、そういった方々からも信頼され、自身のコンプライアンス能力を客観的に判断していただける重要な資格だということで受験いたしました。

●「派遣元責任者講習テキスト」をしっかりと通読


―試験勉強はどのように進められましたか?
 やはり何といっても、「派遣元責任者講習テキスト」がベースとなりました。
 テキストを読むに当たっては、これまでの資格試験の読み進め方同様、最低2回の通読を心掛け、ただ読むのではなく、最近の情勢等もイメージしながらの学習を意識しました。
 勉強方法で工夫した点としては、試験の出題範囲の全体像を理解するため、テキストの目次をコピーし、常に手元に置いて今自分がどの位置にいるか確認しながらテキストの通読を行いました。

―やはり、「派遣元責任者講習テキスト」をしっかりと読み込まれたのですね。
「派遣検定テキスト」や「過去問題集」を活用して、これまでの出題傾向や重要ポイントのチェックも欠かしませんでした。
 その他、工夫ではないですが、「派遣検定テキスト」には、表紙をめくると「『派遣検定』合格のPOINTを伝授」とあり、受験当日までここに書かれている内容を念頭に、受験勉強に取り組みました。

●「時間が足りない。」と心の中で叫んでしまいました


―万全の準備をして試験に臨んだようですが、実際の試験のときはいかがでしたか?
 試験時間後半、「時間が足りない。どうしよう、どうしよう。」と心の中で叫んでいました。
 合格のPOINTに「試験勉強は読解力も身につけて」とありますが、私の場合、試験時間終了ギリギリまで問題文を読んでいました。時間配分には結構苦労したと言いますか、完全に時間配分を誤りました。
 各設問で比較的文章量の少ないサービス問題もありますが、ボリュームのある問題も数多くあり、設問の趣旨を取り違えて得点ゼロとなることがないよう、注意が必要です。
 また、出題される問題のうち、やり残しの難問に再チャレンジすることも大事ですが、正解率80%以上で試験合格を勝ち取るためには、やはり確実に得点できる問題をケアレスミスなくすることだと思います。ただ、問題を見直す際にマークシートを訂正する場合、細心の注意が必要です。安易に訂正してしまったばっかりに得点ゼロともなりかねませんから。
 試験が終了し、「もう少し見直す時間が欲しかった。」と思いました。

―かなり、試験時間の配分に苦労されたのですね。他に「派遣検定」を受けて感じたことはありましたか?
 実務経験が浅いということもあり、自分自身が直面する事例に乏しいことから、正直なところ、実務をイメージしながらの十分な学習とまでは至っておらず、試験対策中心の勉強となってしまいました。

●コンプライアンスは、全ての業務に優先する


―今後、「派遣検定」をどのように生かそうと考えていますか?
 今回の受験に際して、職場の皆さんや東京本社の方々にバックアップいただき、一発合格することができました。学習の機会をいただけたことに、ただただ感謝です。
 今回の合格を契機に、派遣検定で得た知識のフル活用と最新情報の収集等に取り組みたいと考えております。
 また、派遣検定に関連した他の資格試験へもチャレンジして、業務の幅を広げることや自身のキャリアアップを図っていきたいと思っています。
なお参考までに、弊社としましても、引き続き「派遣検定」が推奨されており、当該部門での全員合格を目指して取り組んでいるところです。

―これから受験される方へアドバイスをお願いします。
 日常の仕事をしながら試験勉強をするのは大変だと思いますが、勉強時間の確保に当たっては、とにかくメリハリをつけることです。例えば、帰宅して20時から21時の1時間は、絶対「派遣検定」の時間というようにすることです。
 ご家庭をお持ちの方であれば「週末家庭サービスを」というように、皆様それぞれご事情がありジレンマがあると思いますが、仕事に、家庭に、遊びに、そして、試験勉強にと、頑張る自分を客観視して、「日常をきらきらさせている自分」を想像しながらモチベーションを常に高めて頑張っていただきたいと思います。

―派遣事業におけるコンプライアンスに関して、普段の業務で感じていることを教えてください。
 コンプライアンスは、全ての業務に優先するということです。
コンプライアンスは、会社経営の最重要課題でありますが、会社の事業が拡大すればするほど、社員の業務や行動範囲は拡大していきますし、それに伴う様々なリスクの拡大も容易に推測されます。日常業務の中で、派遣法や労働基準法等の労働関連法規に係るコンプライアンスはもとより、営業職等には業務に特化した専門業務のスキル向上が必要不可欠であります。
 今後も、社員一人ひとりがコンプライアンスの徹底に基づく行動・判断ができるよう、一層のスキル向上が必要だと感じております。

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