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コンプライアンスニュース 2013年11月号

※2013年11月に発行しましたコンプライアンスニュースの主な記事をご紹介します。
-【目次】
 ▼ 履歴書を見て思うこと
   人材ビジネスコンプライアンス推進協議会 理事 中宮 伸二郎氏
 ▼ 合格者の声 株式会社アソウ・ヒューマニーセンター 前﨑 喜則さん
 ▼ 第1回派遣検定更新試験 結果のご報告
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履歴書を見て思うこと 中宮 伸二郎氏

 今回のメールマガジンは社会保険労務士法人ユアサイドの代表で当協議会の理事を務めます中宮伸二郎氏にご寄稿いただきました。

 社会保険労務士という仕事柄、多くの履歴書を見る機会があります。平成生まれに多い、いわゆるキラキラネームは、名付けた親の気持ちを想像し、履歴書から想像されるご本人のイメージとのギャップが面白いものです。一方、職歴の書き方には疑問を感じるところもあります。派遣労働者として働いたことがある方の履歴書は書き方が二つに分かれていて、派遣元名称、派遣先名称両方記載している方と派遣先名称しか書いていない方がいます。派遣先名称しか書いていない場合は、(派遣)と横に書いてあるのです。きちんと調べたわけではありませんが、派遣先名称しか記載しない方が多いように思います。派遣検定の試験問題じゃあるまいし、「履歴書の記載事項として正しいのはどちらでしょう?」という話をしたいのではありません。どうやらどこの派遣元であるかに価値がないらしいということに疑問を感じるのです。

 確かに派遣元名称だけ履歴書に書かれても何を経験してきたのかわかりませんが、それは直接雇用の場合でも同じで、㈱○○製作所と書いてあってもどの部門で何をしていたのかわかりません。職務経歴書を見てようやく従事していた業務がわかります。(派遣)の場合、職務経歴書にもどこの派遣元なのか書いてありません。では、どこの派遣元から派遣されたかに意味はないのでしょうか。派遣で働いたことがある方とお話をしていると、派遣先企業と業務内容は当然重視するのですが、次に派遣元AとBで同じような業務があれば、自分の好みの派遣元を選択しています。派遣元にも個性があり、どこから派遣されるかで労働環境が変わるから選択しているのだろうと思います。そうであるなら、派遣元の名前も書いてくれたっていいじゃないかと思うのです。

 現在、労働政策審議会では派遣法再改正に向けて審議が行われていて「業務から人へ」という大転換ばかり注目されていますが、派遣労働者のキャリアップ措置も論点になっています。現行法でもキャリアップ措置を講じることは求められていますが、派遣元に一層の努力が求められる可能性もあり、また、優良派遣事業者認定制度が来年度から始まる予定なので、今まで以上に派遣元の違いはっきりしてくるのではないでしょうか。これからは、自社の特長を多くの人に理解してもらい、(派遣)から派遣元名称を記載したくなるように変わっていく必要があるのではないでしょうか。

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合格者の声
 第7回派遣検定では65名の方が合格されました。このコーナーでは今回の「派遣検定」に合格された方から、合格の秘訣、今後の抱負などをお伺いします。

●合格者プロフィール●

前﨑 喜則さん
株式会社アソウ・ヒューマニーセンター
経営管理部
前﨑 喜則さん

2007年4月入社。
入社後は派遣スタッフの給与計算や請求書の発行等を担当となる。現在は、主に契約書等の確認業務に従事する。

●きっかけは「力試しに受けてみろ。」
―合格おめでとうございます。今回の「派遣検定」受験の理由をお聞かせください。
 今回、派遣検定を受験したのは、上司からの指示です。
「前崎、力試しに受けてみろ。」という話があったのが正直な理由です。
現在、当社では、コンプライアンスを経営の重要課題として取り組んでおります。その中で、派遣検定の受験の話が来たのはごく自然の流れでした。私自身、以前から派遣検定の事は知っておりましたので、今回はいい経験になりました。

―試験勉強で使用したテキストなどを教えていただけますか?
 私は、下記テキストで勉強しました。

・派遣検定テキスト2013年版(人材ビジネスコンプライアンス推進協会)
・派遣検定過去問題集改定(人材ビジネスコンプライアンス推進協会)
・チェックポイント労働者派遣法(経営書院)
・派遣元責任者必携2012年版 労働者派遣法(財形福祉協会)

 まず、一通りテキストを読みました。その後、過去問題集を解いていきました。過去問題集を解いた後は、間違ったところやよくわかってないところをテキストで調べて理解するようにし、その周辺も合わせて確認するようにしました。

―試験対策で特に苦労されたことはありましたか?
  試験で特に苦労することはなかったのですが、7月の夏真っ盛りの中、勉強するのは少し辛かったですね。

―特に今年は猛暑でしたから、大変でしたでしょう。では、派遣検定を受けたことで気づかれたことはありましたか?
 今回派遣検定を受けてみて、受験してよかったなと思いました。チームの仲間で競って勉強すること、教えあうこと、合格という1つの目標に皆で取り組むこと、そのような経験が出来たことはとてもよかったと思っています。
 また、派遣検定を通して、私は社会保険が少し疎いと感じました。今後は、社会保険を中心に勉強したいと思います。

●アウトプットしていくことで恩返しを
―今後、「派遣検定」をどのように生かそうと考えていますか?
私の部署は派遣法に関係する仕事がありますので、この派遣検定を通して学んだことをどんどんアウトプットしていきたいと思っております。私がアウトプットしていくことで、会社やいろんな方に恩返しが出来たらと思っております。

―これから受験される方へアドバイスをお願いします。
 今回派遣検定を受けてみて思ったことは、1つ1つの問題は難しくはありませんでした。しかし、合格ラインが80%以上というのは、他の検定に比べたら高い基準だと思います。その為、確実に知っていないと合格できない、そんな検定です。派遣法は他の法令とも密接に関わってくるので勉強していて面白い法律でした。ところどころ複雑怪奇なところがありますが、じっくり勉強されてみては如何でしょうか。

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第1回派遣検定更新試験 結果のご報告

 本協議会は平成25年10月1日から10日にかけて第1回労働者派遣契約責任者検定合格資格更新試験(派遣検定更新試験)を実施しました。本検定試験は、第1回派遣検定合格者を対象として実施し、試験申込者のパソコン等を用いてWEB上で行われました。

 受験者数は73名、合格者数は66名となっております。試験は30点満点で行われ、24点以上を合格としています。問題数は30問で、○×式、択一式、穴埋め式の3形式を用いて行われました。試験時間は45分となっています。

第1回派遣検定更新試験 結果のご報告

 合格率は90.4%で、平均点は26.5点でした。
 なお、合格者には合格認定証及び認定バッジをお送りいたしました。

 第2回更新試験は平成26年3月に予定されており、第1回試験で合格点に達しなかった方、第2回派遣検定合格者が受験対象者となります。詳細が決まり次第、協議会ホームページ、メールマガジンなどで発表させていただきます。

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